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素材最強?幅広く活用されるチタンの性能
2020.12.18
建築物は、多様な金属によって支えられていますが
構造体はもちろん、あらゆる設備機器や配管などを構成し仕上げ材としても重要な存在です。
そのなかでも、チタンは1946年に実用化された新しい金属建材で
軽量で非常に高い耐食性能をもち、半永久的にメンテナンスが不要という理想的な特徴をそなえています。
開発当初はコストが高く、航空宇宙分野や医療分野、ゴルフクラブのヘッドなど
利用範囲が限定されていましたが、日本では1970年代に建材としても使われ始めるようになりました。
空気中では表面が強力な不導体酸化被膜(※)に覆われるため
耐食性が非常に高く、塩害いの恐れのある沿岸部や工業地帯など腐食性環境などで最適な屋根材、外装材といえます。
※不導体酸化被膜・・・金属表面の腐食作用に抵抗する酸化被膜が生じた状態のこと。
独特の鈍い灰色の輝きを持ち、その色彩はほとんど変化しないという意匠面にも優れ
古い寺社建築の土瓦を、チタン瓦で葺き替えるケースも増えてきています。
このように、多くのすぐれた性能を持つチタンですが
製錬や加工がほかの金属よりもまだまだ難易度が高いため製造コストが高いことが弱点と言わざるを得ません。
しかし、イニシャルコストだけでなく、建材寿命をも評価しながらコストを考えていくと
その価値は決して高いものではないと考えています。
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