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more than expected
畳床でエコハウス~わら・イグサの畳で癒される家~
2020.04.20
リフォーム屋本舗・綾瀬ショールーム
わらやイグサは、昔より森林のにおい(フィトンチッド成分)をもち
弾力性があることや、水分を抑えたり断熱の効果があるとして
重宝な素材とされてきました。
日本の住居に欠かせない「畳」は、これらを用いているのは
多くの方がご存知だと思います。
わらとイグサの違いは、断面を見るとよくわかります。
わらは茎の内部の空気孔が大きくストロー状になっています。
空気をなかに保つことができる構造といえます。
いっぽう、イグサは茎の内部の空気孔は比較的小さく、
ハチの巣のようになっています。(「ハニカム構造」とも呼ばれます)
内部はふかふかしていてスポンジ状の維管束になっているのも特徴です。
このふたつの天然素材を活かしたのが、日本の風土と気候にマッチした畳です。
こうした素材には、次のような効能があり、昔から多用されてきました。
① 湿気(水分)を吸着する作用
大気中に含まれる湿気を吸着します。また、乾燥時には湿気を放出し、
適度な湿度を保つのに効果があります。
② 化学物質を吸着する作用
シックハウス症候群などの原因とされる「ホルムアルデヒド」という化学物質を
吸着させる効果があります。2時間程度で残存率が約30%にまで低減できるといった
データもあります。(東京大学工学部 研究データより)
③ フィトンチッド成分による安定効果
素材の成分に含まれるフィトンチッドは、癒しと安らぎをもたらしてくれます。
このように、優れた効果を持つ素材です。
現在では、リビングやモダンなデザインにも合うようないろいろな畳が取り揃えられています。
昔から愛されてきた「畳」は、人に環境にやさしいエコな建材でもあります。
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